Hola!のはら家夫婦です。
リモートワークが始まった頃は、その珍しさから会う人、会う人とてもテンション高く会議に参加していた印象です。
しかしリモートワークも習慣化され、この状況がNew Normalを生み出すのか、世間的にも動向は気になります。
そんな中でマネージャーの役割も大きく変わりました。
今までのように部下のマネジメントが仕事の大部分をしめていましたが、リモートワークで働く姿が物理的に見えなくなったことで、部下との関係性も大きく変わってきています。
特に、部下とのコミニケーションが直接対面ではなくリモート中心になったことにより、今まで通りのコミュニケーションでは、なかなか部下との距離が縮まらない場合も多々あります。
今回は、リモートワークの環境が続いたとしても、部下とコミュニケーションを密にし、今まで以上にエンゲージメントを高めてもらうための、マネージャーが使える5つの秘訣を紹介します。
秘訣1.短い時間でも毎日1-on-1をする
特に打ち合わせの議案が決まっていなくても、予め定期的な1-on-1ミーティングをセッティングしておきましょう。
これは特に効果が高く、「単純接触効果」が心理学用語にもあるように、人間は毎日顔を合わせることによって心理的な距離が縮まります。
これはリモートでも通用します。1時間ミーティングではなく、30分であったり、15分でもいいので毎日、意図的にミーティングすることを心がけましょう。
注意事項としては、ミーティングの中であまり細かく今日はどんな仕事をする予定か?や、昨日は何をやった?みたいな業務のことを事細かに聞くのは控えましょう。
事細かに進捗をチェックするマイクロマネジメントはリモートワークとは相性が悪いです。
基本的にはその日の調子や、何か困ったことがないかの確認に徹するように心がけましょう。
部下の心理的安全性を高めることで、業務遂行の上で困ったことをすぐに相談してくれるようになります。
秘訣2.毎回新たな仮想背景を仕入れる
それでも、毎日ミーティングをしているとなかなか会話をするネタも限られます。
少しテクニックな話ですが、Zoomなどのオンラインミーティングツールでは、仮想背景に好きな壁紙をセッティングすることができます。
話のとっかかりとして、定期的に仮想背景を変えたり、新たな背景を仕入れることにより話の活性化につなげます。
最近では、多種多様な企業がバーチャル背景の壁紙を無料提供しているので、バーチャル背景に困る事はありません。
有名なものでは、ジブリ、ピクサー、スターウォーズ、プロ野球チームなどあります。
またバーチャル背景を設定することと関連して、ビデオは基本的にオンにしましょう。
あなたの顔を部下に見せることで、スクリーン越しとは言え距離が近づくことになります。
秘訣3.ランチミーティングを企画する
普段仕事をしていると、お昼の時間帯は完全に休憩を取る場合がありますが、たまにはランチミーティングがオススメです。
ランチミーティングを強制してしまうと労働時間扱いになってしまいますので、あくまで任意という形にしてあげてください。
また、完全プライベートなお昼休憩を部下が得られないことも想定し、追加で休憩をするか早めに切り上げてあげることも考えてあげて下さい。
また、たまには部下へおごってあげるのも効果的です。部下が好きなランチを変えるように、Uber Eatsやコンビニなどで好きな弁当買ってきてもらい、その費用を代わりに負担します。
最近ではPayPayやメルペイなどで簡単にお金のやりとりができるようになっています。
部下からお昼代のレシートを写メなどで送ってもらい、金額を確認したらあなたのPayPayやメルペイなどから金額を送金するためのQRコードを発行し、部下に送るだけで完結します!
秘訣4.オンラインミーティングではリアクションを多用する
オンラインルミーティングツールでは、リアクションを顔文字やイラストで送ることができます。
「いいね」「パチパチ」は特に使い所も多く、メッセージ性も非常に高いです。
部下が資料共有しながら説明している場合は、このリアクション機能を意図的に使うことで「ちゃんと聞いているよ」アピールができます。
オンラインミーティングだと相槌を打ちづらいので、賛成・反対などのリアクションを必ず入れるように自分ルールを決めることで、部下としてもモチベーション高く、積極的にアイディアや意見を表明してくれるようになります。
秘訣5.何より笑顔が大事!
上記にも述べたように、オンラインミーティングでは定期的に顔を見せることが重要です。
またユーモアな一面を見せることで、部下はあなたを好意的に見てくれるようになります。
ただし全てにおいて重要なのは、
常に笑顔でいることです!
オンラインミーティングだと常に相手の顔を表示している、逆に言えば自分の顔も常に相手に見えている状況なので、わかりやすく笑顔を作ってあげることが重要です。
番外編.子どもやペットを登場させる
部下とのコミニケーションを高めるための方法として、もしあなたが子どもがいたり、ペットを飼っているならばたまには登場させてみてはいかがでしょうか。
普段業務上で付き合うあなたとの関係が、家庭的な一面を見せることによって、あなたも「上司とはいえ人間なんだよなぁ」と思わせる効果があります。
また話のとっかかりにもなりますので、たまには登場させてみることをオススメします。
番外編2.誕生日にサプライズで祝う
これはできれば1-on-1ではなく、チームとして企画する方が良いです。
1-on-1だとサプライズで企画してその時は良いのですが、その後にミーティングが続くと少し間が持たない場合があります。
できれば祝い事は全員で企画してその場の雰囲気を楽しむ方が良いです。
まとめ
リモートワークが日常的になってくると、部下が自分に対してどう思っているのか、また今の仕事に満足しているのか、見えない場合があります。
そうなったときに素直に聞けるように、部下との関係性を高めておく必要があります。
その方法として上記に述べたような対応をとると、少しずつお互いの距離が縮まり、フラットな関係で色々と聞くことができます。
部下がなかなか相談してくれないから、と悩むのではなく自分から歩み寄ることで関係性をより良くしていきましょう。
そのためのキーワードとして、
定期的に、ユーモアを持って、顔見せあって、笑顔で
接することが重要です。
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