【無料SSLまで足掛け1週間】「発行に失敗しました」という罠

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Hola!のはら家夫婦です。

私はドメインの取得をお名前.comで行い、レンタルサーバーとしてさくらサーバーと契約しました。さくらサーバーのメリットとして挙げられるのは、圧倒的なコスパの良さと、無料SSL認証の発行です。

このSSL認証と言うのは、暗号化通信を行うことができるようにするため、ウェブサイトの信頼性を上げると言う効果が期待できます。

またGoogleのSEO対策としてもこのSSL認証と言うのは好材料になりますので、できればサイトの立ち上げ時に、このSSL認証を早めに通しておくとベターです。

自分のサイトがSSL認証しているかの簡単なチェック方法

自分のウェブサイトがSSL認証を行っているかどうか簡単にチェックするためにはホームページのアドレスバーから自分のURLがどのようになっているのかをチェックすれば一目瞭然です。

httpsになっていればSSL認証ができていて、httpだけだとSSL認証ができていないと言う扱いです。

私が直面した無料SSL発行のエラー「発行に失敗しました」

私はさくらサーバーのLet’s Encryptのサービスので無料SSL認証を適用を試みていました。

しかし、以下の画面から一歩も進めなくなってしまうトラブルが発生しました。

「発行に失敗しました」

最初はこのメッセージが出たときに全く意味がわかりませんでした。

何かのエラーで発行ができないのであれば、そのエラーメッセージの内容から逆算して解決策を探すことができます。

しかし、「発行に失敗しました」の一言しか表示されなかったので全く意味不明でした。

その後、よくある質問リストを見ても同様のエラーメッセージが表示されていなかったので、私はさくらサーバーのユーザアカウントから直接、サポートデスクに問い合わせを行いました。

サポートデスクからは以下の三点を確認するように連絡がありました。

DNSレコード設定の確認

今回お名前ドットコムとさくらサーバーの併用なので、正しくお名前ドットコムで登録したドメインがさくらサーバーにDNS レコードが向いているか確認が必要。

したがってDNSレコードの設定(A レコード) を再度確認します。

設定変更後:「発行に失敗しました」…。

DNSゾーン情報の浸透期間が不十分の可能性

ドメインのゾーン情報の変更後、反映までは数時間~48時間を要する場合があります。

ゾーン情報の変更後の間もなくであれば浸透期間が十分でなく、認証失敗にいたった可能性があるため、時間を空けて、再度の取得を試す必要があります。

48時間後:「発行に失敗しました」…。

取得回数上限(枚数制限)

無料SSL証明書で利用のLet’s Encryptでは、一定期間内で同じドメイン(同一ドメインを親ドメインとするサブドメイン含む)に対する証明書の発行数が制限されています。

発行の失敗とはいえ、 何度も試行した結果、停止してしまった可能性があります。しばらく日数をあけた後に再度申し込みます。

さらに24時間後:「発行に失敗しました」…。

上記のように、問い合わせサポートの回答は基本的には DNS レコードの 再設定、また最大でも48時間の待機になります。

しかし私の場合は上記三つのどのケースでも解決しませんでした。

この「発行に失敗しました」、 というメッセージはクリックしてからコンマ数秒で画面が切り替わるため、私自身はLet’s Encrypt側の問題ではなく、さくらサーバー側の問題だと十中八九勘ぐっていました

ただ、ここまでのサポートデスクの対応方法を踏まえて何度も発行をトライしたのですが、一向にエラーメッセージが変わる気配がなく、正直あきらめかけていました。

奇跡的に気づいた「発行証明書の全削除」で解決しました!

最後に、私が行ったのは発行した発行済SSLの削除です。

最初は独自ドメインの無料SSL認証をトライしていたときには「発行に失敗しました」と表示されていたので、何も発行できていないものだと理解していました。

ただ、申請自体は記録として残っていることがわかりました。

古いコントロールパネルには表示されていなかったが、新コントロールパネルに「SSL 証明書の設定項目一覧」が表示されていました。

例のごとく失敗していたのですが、この右側の「全削除」ボタンがあることに気が付きました。

これをクリックして、削除を確認します。

その後、再度発行申請書を押すと、無事に正しいプロセスで回り始めました!

10分後には…。

これにより、常時SSLのプラグイン有効化、http://→https://切り替えに伴うURLセッティングなどを行い、無事にSSLをかけることができました。

さくらサーバーの「発行に失敗しました」というエラーメッセージは他にも事例が少ないため、同じような状況に陥ったときには、この「全削除」を「新コントロールパネル」から実行してください!

この記事を書いた人

都内から地方移住した「のはら家夫婦」です。夫はアメリカでMBAを取得し、妻は人事畑の出身です。元々は国内外含め大の旅行好きですが、コロナの影響もあり最近は自宅生活を充実させることに必死です。夫婦で今までできなかった様々なこと(趣味、副業、資産形成、暮らしのアップデートなど)にチャレンジします!私たちだけではなく皆さんのタメになる情報も提供していきます!よければSNSフォローしてください!

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