こんにちは!のはら家夫婦です。
私たち「のはら家夫婦」は、2023年に子どもに恵まれましたが、実はその前には数年間、体質改善をしつつ妊活・不妊治療を続けてきました。
2022年春、初めて妊娠に繋がったのですが、残念ながら子宮外妊娠疑いとなり9週で自然流産となりました。
子宮外妊娠は、全妊娠数の1%程度の割合で起こるとのことで、決して高い確率ではありません。
周りにも経験者は少なく、徒に話題にできるものでもありません。
子宮外妊娠疑いとなってから流産するまで不安でいっぱいな期間、私たちも子宮外妊娠経験の方々のたくさんの経験談を参考にさせていただきました。
とても悲しい出来事ですが、私たちの経験が少しでも役に立つことがあれば、と今回の経過を書き記しておきます。
経過〜子宮外妊娠
2022/5/18 初診(6週0日)
エコーで胎嚢が見えず。子宮外妊娠を疑うもエコーではそれらしきものは見つからず。
◯血液検査によるhcg値:554(経過観察)
2022/5/21 受診(6週3日)
このまま流産に向かうかと思っていたが、体温が右肩上がりになっており心配で受診。
エコーで胎嚢は見えず。左卵管あたりに「もしかしたら…」という陰が見えるが、可能性があるというだけで確定はしかねるとのこと。(子宮外妊娠の90%は卵管内の着床)
◯血液検査によるhcg値:1212
*このタイミングで総合病院へ転院。子宮外妊娠の場合、卵管破裂等で体内で急に大量出血し緊急手術になるケースがあるとのこと。万が一の場合に備えて、救急対応・手術ができる病院へ。
2022/5/23 転院先の病院受診(6週5日)
2人体制でエコーで見てもらうが、やはりそれらしき胎嚢は見つからず。
右卵巣と左卵巣の間に2cmくらいの陰が見えるとのこと。(そんなところに…?)
◯血液検査によるhcg値:1224
*hcg値が微増なので妊娠が進行していないことに少し安心する。
2022/5/26 受診(7週1日)
◯血液検査によるhcg値:978
*hcg下降傾向!この前日から少量出血し始め、流産に向かってくれれば安心というところ。
2022/5/29 (7週4日)
夜、胎嚢らしきものが排出される。胎嚢であることが確認できれば安心と、念の為翌日に病院に持っていくことに。
子宮あたりに生理痛のような軽い鈍痛が始まる。
2022/5/30 受診(7週5日)
胎嚢らしきものは胎嚢じゃなさそう、との診断。(脱落膜かも?とのこと)
特に病理検査にはまわされませんでした。
*この頃にはかなり出血(生理2日目くらい)していました。このまま手術も不要でhcgが下がり流産確定してくれたら安心…なのですが、まだ基礎体温が高いまま。生理痛のような痛みや腰の重さはまだありました。
2022/5/31 (7週6日)
基礎体温が0.6℃程大きく下がりました!(36.84℃→36.22℃)
高温期開始から1か月と少しぶりの低温。流産に向かっていると感じる。
2022/6/2 受診(8週1日)
基礎体温は低温が続いており、出血は少し減ってきました。
◯血液検査によるhcg値:90
*やはり子宮外妊娠の場所はわからず終い。hcg値が完全になくなり、生理が来ればもう流産完了としてよいとのこと。
心がけていたこと
上記の経過に記したように、数日おきに受診・血液検査で病院に通いました。
仕事をしながらだったので、フレックスタイムを活用しながら通院しましたが、毎度緊張で正直この期間は仕事どころではなかったです。
流産待ちの期間は、急な体内出血の場合に備えて遠出や、血流が極端によくなるようなこと(飲酒、温泉など)は避けるように言われていました。
それ以外は通常通りの生活で問題ないと言われていましたが、私はこの状況に自身で抗いたかったので、妊娠したら避けるべきと言われている「カモミールティー」を毎日飲んでいました。(民間療法なので根拠は微妙ですが…)
また、とにかくストレスを溜めないことを心がけました。
続く通院に加え、子宮外妊娠かもしれない(そして場所がわからない)という状態は、それだけでもストレスになります。妻だけでなく夫も精神的に負担になっていたように思います。
無理に明るく振る舞ったりもせず、家の中で気が紛れることをしていました。
あとは、流産が確定したらやりたいことリストを作ったり。
最後に
「子宮外妊娠」の経験談では、手術をして卵管切除したり、抗うつ剤で流産を促す服薬をするケースが多かった印象ですが、私の場合は幸いにもどちらにもならず、身体に大きな負担をかけずに流産までいくことができました。
ただ、最後までどこに着床していたかわからず終いでした。(医師の話では、こういったケースも多いとのこと)
1度子宮外妊娠になると、再度子宮外妊娠になる確率が10倍(1%→10%)になるとのことで、私たちは話し合いの結果、体外受精にステップアップしてチャレンジすることにしました。(結果、2023年冬に無事妊娠しました!)
もし同じ体験をご自身や周りの方がしていたら、まずは自身の体調を何よりも優先して、周りも気遣ってあげてほしいと思います。
ただ気をつけながら待つことしかできず、この時間はなんなのだろうと落ち込み、塞ぎ込んでしまいがちです。
私たち夫婦の体験談が、どなたかの役に立つことを願って。
赤ちゃんを望むすべての家族に幸せが訪れますように。
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