【米国株投資こそ王道】『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』の書評

読書

1.この本を手に取った背景

コロナにより在宅ワークが増え、休日の時間も家で過ごすことが多くなってきたため、株式や投資信託へのポートフォリオ見直しを本格的に考えていた時がありました。

そんなときに、Youtubeで「資産形成」と検索したことがあり、バフェット太郎さんの動画がたくさんヒットしました。

試しに動画を見始めたところ、こんなにわかりやすくて的確な動画があるのか!と驚き、定期的に動画閲覧していました。

バフェット太郎さんは2020年3月頃から継続的に更新されていて、コロナのタイミングとも相まって個人的に優先的に視聴する動画となりました。

そんな中、私がバフェット太郎さんの本書を手にした背景は、動画の中で宣伝されていた「APJ media」とのコラボレーション企画で、APJ mediaに年会員契約をすれば全員に本書がプレゼントされるキャンペーンを行っていたため、私ももれなく参戦し、本書を手にすることとなりました。

本書はこんな方にオススメ!

1.投資を始めたいけど、どこにどう投資をすればよいか分からない方
2.これまで日本株に投資を続けていたが、利回りが上がらなくて悩んでいる方
3.最小限の労力で最大限の利益を出したいと考えている方

2.本の概要

あらすじ

本書を一言でまとめると、タイトルの通り

「米国株への投資を積極的に行え」です。

これに尽きます。

ただ、本書でも語られているのは、米国株の投資信託に定期積立をするのではなく、あくまで個別銘柄に分散投資をすることを推奨しています。

日本株と米国株を比較して、過去数十年の日経平均とS&P500のパフォーマンスの差を説明したり、債権や預金にポートフォリオを組むことのリスクについても非常にわかりやすく紹介しています。

また、バフェット太郎さんが紹介するセクターごとのオススメ銘柄なども紹介されているので、初心者でもわかりやすく自分のポートフォリオを考えるよいきっかけを与えてくれています。

  • タイトル: バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
  • 著者: バフェット太郎
  • 出版社: ぱる出版 (2018/4/28)
  • 推定ページ数: 208 ページ
  • 読書にかかる時間:約1〜2時間(図を入れたりポイントを明示しているので読みやすいです)

著者について

著者は「バフェット太郎」さん。

米国株ブログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」の管理者で、Youtuber。

現在の運用資産は5000万円超で、米国株(コカ・コーラやJ&Jなど)を中心にポートフォリオを組んでいます。

全ての配当金を再投資に回すことで過去2年間で利回り30%弱を記録しているようです。

3.読了後の感想

米国株投資がハードルが高いと考えている方にとっては、こんなに簡単な方法で米国株投資ができるのか、と目からウロコの内容ばかりです。

私もこの本をきっかけに、米国株投資を本格的に考えるようになり、少しずつ組入を行い、現在ではポートフォリオの50%近くが米国株になっています。

第四次産業革命といわれるほどインターネットやテクノロジーの進化が目覚ましくなっていますが、最先端はアメリカになっているので更なる恩恵を享受できると考えています。

もちろんコロナの状況により、 破綻を起こしているわけではなく不幸が訪れているわけですが、景気の動向を理解することでどのセクターの株に投資するべきなのか、本書でも明確に解説されています。

米国株のメリットはインカムゲインとキャピタルゲインになりますが、特にインカムゲインの強みは米国株ならではなので、配当を再投資に回すことで、中長期的には他の株よりもパフォーマンスが良くなると考えています。

ネット証券でも簡単に米国株を発注できるようになっているので、ぜひこれを機に本書を手に取り米国株を検討してみることを強くオススメします。

以上

この記事を書いた人

都内から地方移住した「のはら家夫婦」です。夫はアメリカでMBAを取得し、妻は人事畑の出身です。元々は国内外含め大の旅行好きですが、コロナの影響もあり最近は自宅生活を充実させることに必死です。夫婦で今までできなかった様々なこと(趣味、副業、資産形成、暮らしのアップデートなど)にチャレンジします!私たちだけではなく皆さんのタメになる情報も提供していきます!よければSNSフォローしてください!

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